重いクォークの対称性から紐解くハドロン崩壊の新しい「普遍法則」を発見 ― 新物理への手がかりとなる理論基盤の構築 ―【YLC】【井黒 就平 先生】
2026.02.03
お知らせ
高等研究院YLCの井黒 就平 先生(名古屋大学素粒子宇宙起源研究所(KMI)特任助教)が所属する研究グループの研究成果が、『Physical Review D誌』に掲載されました。(2026年1月20日)
【研究成果】
重いクォークの対称性から紐解くハドロン崩壊の新しい「普遍法則」を発見 ― 新物理への手がかりとなる理論基盤の構築 ―
詳細はKMIのプレスリリースWEBページをご覧ください。
<プレスリリースWEBページ文 一部引用>
名古屋大学素粒子宇宙起源研究所(KMI)/高等研究院(IAR)の特任助教の井黒就平さんらの研究グループは、ボトムクォークやチャームクォークなどの重いクォークを含む粒子の崩壊プロセスにおいて、メソンやバリオン、さらにはその励起状態に至るまでを統一的に記述できる新しい「和則(sum rule)」の構成法を確立しました。
本研究は、量子力学の基礎的な手法を用いることで、これまで個別に扱われることが多かったさまざまなハドロンの遷移を、共通の枠組みで結びつけることに成功しました。この成果は、現在の素粒子物理学における大きな課題となっている「b→c 遷移のアノマリー」(標準模型からのズレ)の解明に向けた、強力な理論的指針を与えるものです。
この成果は2026年1月20日付でPhysical Review D誌に掲載されました。
(引用元URL:https://www.kmi.nagoya-u.ac.jp/blog/2026/01/29/6375/)
