高等研究院 フォーラム

高等研究院では、その研究成果を広く学内・外に発信するため、高等研究院フォーラムを計画しております。
名古屋大学高等研究院フォーラム2007
「若手研究者の育成とテニュアトラック制度
―これからの大学人事改革を考える―」
開催日 2007年
11月30日
13:00〜
開催場所 名古屋大学IB電子情報館 講堂
パネリスト 所属 演題
高比良 幸蔵
文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課人材政策企画官 
若手研究者の活躍促進のために
近藤 孝男 名古屋大学高等研究院院長・教授
名古屋大学のテニュアトラック制度について
柴田 治呂 東京農工大学若手研究支援室長・教授
東京農工大学のテニュアトラック制度について
菅 裕明 東京大学先端科学技術研究センター・教授
研究者キャリアパス 
〜日米比較を通してみる切磋琢磨型アカデミズムの重要性〜

名古屋大学高等研究院研究者育成特別プログラム発足記念

名古屋大学高等研究院フォーラム2006
「公正な科学研究に向けて―業績評価と研究倫理―」

開催日 2006年
12月5日
13:00〜
開催場所 名古屋大学シンポジオンホール
パネリスト 所属 演題
浅島 誠 東京大学大学院総合文化研究科教授・
日本学術会議科学者の行動規範に関する検討委員会委員長
日本の研究者は今、どのような状況にあるのか
池内 了 総合研究大学院大学教授
研究者のモラル・評価・社会的責任
佐古田 三郎 大阪大学大学院医学系研究科教授・
大阪大学医学系研究科研究公正委員会委員長
科学の本質とその社会における“営み”に ついて
永山 悦子 毎日新聞科学環境部「理系白書」取材班記者
『科学者=性善説』のままでいいのか
コメンテーター 所   属
濱田 道代
名古屋大学大学院法学研究科教授
岡本 耕平
名古屋大学大学院環境学研究科教授、前名古屋大学総長補佐

 アジアの特徴は、その多様性にある。アジアを構成する国々は、その政治・経済体制、歴史的・文化的背景、教育システム、宗教など、それぞれ大きく異なっている。また、多くの国々は発展途上にある。アジアの先進工業国日本には、それらの国々に様々な支援をすることが期待されている。例えば、経済協力、法整備支援、環境対策、災害復旧などである。これらの活動が有効であり、また、支援される国にとってふさわしいものであるためには、支援する国とされる国の間での共通理解が不可欠である。

 本フォーラムでは、高等研究院に所属する優れた研究者たち(その中には、法律、経済、教育、歴史の専門家を含む)が協力し、更には、いち早くインド洋大津波災害の現地調査をすませて帰国した、社会環境学の専門家も加えて、アジアの共通理解の進展と、それをふまえたアジアの総合的支援体制の確立について、多角的かつ徹底的に検討する。

開催日 2005年
11月25日
開催場所 名古屋大学文系総合館カンファレンスホール
(7階)
レクチャラー 所属 演題
杉浦 一孝
法政国際教育協力研究センター・センター長
アジアと法整備支援
近藤 孝弘 教育発達科学研究科・助教授
東アジアの歴史問題への政治教育的アプローチ:その必要性と可能性
田中 重好 環境学研究科・教授
文化の翻訳:アジアにおける「公」と「私」の概念の比較
多和田 眞 経済学研究科・教授
東海地域の産業クラスター分析と東アジアの産業クラスターの形成
中西  聡 経済学研究科・教授
災害復旧を通じた近代化:関東大震災と百貨店

高等研究院フォーラム2004
「ライフサイエンスのフロンティアを目指して」

2004年度は、名古屋大学の生命化学分野の若手教員の研究に焦点をあて、今後の生命科学をリードする研究の方向性やアプローチを討議し、様々な方法論の融合を模索したいと考えています。

開催日
2004年
11月25日
開催場所
野依記念学術交流館
カンファレンスホール
レクチャラー
所属 演題
森  郁恵 理学研究科・教授

線虫行動の研究から脳の仕組みを解き明かす

伊藤 素行 理学研究科・助教授
ゼブラフィッシュを用いた神経初期発生機構の解明
北島  健 生命機能開発利用研究センター・教授
糖鎖の謎に挑む

上田 泰己

理学研究所・発生再生科学総合研究センター
動的で複雑な生命現象のシステム生物学

笹井 理生

情報科学研究科・教授
ソフトマシンとしての蛋白質
成瀬 恵治 医学系研究科・助教授
ソフトリソグラフィーを駆使したメカノバイオロジーの研究
近藤  滋 理学研究科・教授

発生を制御する原理とは

室原 豊明 医学系研究科・教授
骨髄細胞を用いた血管新生療法と内皮前駆細胞の診断的役割
勝野 雅央
祖父江 元
医学系研究科・教授
球脊髄性筋萎縮症の病態に基づく治療法開発
芦刈 基行 生物機能開発利用研究センター
ゲノム情報を利用した穀物育種
内田 浩二 生命農学研究科・助教授
病態に関連した生理活性脂質のケミカルバイオロジー