高等研究院アカデミー会員の飯島澄男特別招へい教授が
平成21年度文化勲章を受章

 高等研究院アカデミー会員の飯島澄男特別招へい教授が文化勲章を受章しました。

 飯島教授は、電子顕微鏡の分解能を原子レベルにまで高め、結晶の原子配列観測に成功しました。またカーボンナノチューブを発見し、基本構造を明らかにしたことで、新材料としての産業応用の道を開きました。

 飯島教授は、高等研究院の学術活動の一環として実施している、全学教養科目「学問の面白さを知る」(対象学部: 全学部、開講時期: I前期火曜1限)の講師を務められています。2009年度では、本学初年次学生(1年生)約300名を対象に、「科学は視ることから始まる」と題し、観察の重要性などについて分かりやすく講演していただきました。

  

※ 講義の映像はこちら(WMV 181MB)― 約1分35秒

 
 飯島先生の今後の益々のご活躍と研究のご発展を心からお祈り申し上げます。