高等研究院院友の上村大輔先生(慶應義塾大学理工学部教授、名古屋大学名誉教授、平成16年度研究プロジェクト採択)が、第40回(2008年度)内藤記念科学振興賞を受賞しました。
内藤記念科学振興財団(理事長:内藤晴夫)は、この度開催された理事会において、上村大輔先生および御子柴克彦先生(理化学研究所脳科学総合研究センター グループディレクター、東京大学名誉教授)に「2008年度内藤記念科学振興賞」を贈呈することを決定しました。この賞は、人類の健康の増進に寄与する自然科学の基礎的領域において進歩発展に顕著な功績のあった研究者に対してほう賞を授与することを趣旨とし、2007年度までに45名の方が受賞されています。受賞者には、賞状、金メダルのほか、副賞1,000万円が贈られます。贈呈式は、3月17日(火)午後3時30分より、日本工業倶楽部大会堂にて行なわれます。
今回の受賞テーマとなった上村先生の研究は、「生物現象に着目した生物活性天然物の探索研究」です。上村先生の今後の益々のご活躍と研究のご発展を心からお祈り申し上げます。
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