李遠哲名誉院長が国際科学会議
(ICSU: International Council for Science)の会長に選出

 高等研究院名誉院長の李遠哲先生(1986年ノーベル化学賞受賞、2003年名古屋大学名誉博士、本学インターナショナル・アドバイザリー・ボード(国際諮問委員会:  International Advisory Board)委員)は、2008年10月23日にモザンビークの首都マプートで開かれた世界科学会議の総会で会長に選出されました。2011年10月に会長に正式就任する予定です。

 国際科学会議は、科学とその応用分野における国際的活動の推進を目的に、1931年に設立された国際的な非政府組織であり、日本学術会議、全米科学アカデミー、ロンドン王立協会など各国科学アカデミーが加盟する国際学術機関です。1998年に以前のInternational Council of Scientific Unions(国際学術連合会議)から名称を変更しましたが、略称は従来のICSUがそのまま使われています。本部はパリにあります。

 李先生の今後の益々のご活躍を心からお祈り申し上げます。